屋上ドレン詰まりのリスクについて説明します。
屋上ドレン詰まりのリスクについて説明します。
屋上ドレンとは、ドレン=屋上の排水口(雨水の出口)のことを指します。ここが詰まると『屋上に水が溜まる』ことになります。これがすべての問題のスタートです。
【ドレン詰まりで起こるリスク】
1.屋上が“プール状態”になる
落ち葉・砂・ゴミでドレンが詰まると、雨水が流れない→屋上に水が溜まる→数cm〜数十cmの水が溜まります。つまり、屋上が一時的にプールみたいな状態になるのです。
2.防水層の劣化が一気に進む
本来、防水は『水が流れる前提』で設計されています。しかし水が溜まると、常に水に浸かることになることで紫外線+水で劣化加速し、その結果で膨れ・剥がれ発生することになります。
防水は水を弾くものですが、水に浸かり続けると劣化が一気に進むことになるのです。
3.雨漏りリスクが急上昇
水が溜まると、普段は問題ない小さな隙間からも水が侵入します。特にドレン周りや立ち上がり、シートの継ぎ目などは水による劣化の影響を受けやすい場所です。
普段は問題ない細かい隙間でも、水が溜まるとそこから雨漏りが起こることがあります。
4.建物への負荷
あまり想像したことはないと思いますが、実は『水は重い』です。
1㎡に1cm水が溜まると約10kgにもなります。
例えば
100㎡の屋上に水深5cmで試算すると、なんと約5トンの荷重にもなります。知らず知らずのうちに建物に大きな負担がかかっています。
5.室内雨漏り(最悪のケース)
陸屋根であっても頻繁に屋上に上がることはないことが多いかと思います。つまり、プール状態になっていても気づけないことも多いのです。
ドレン詰まり
↓
水が溜まる
↓
ドレン周りなどの弱点から侵入
↓
建物内、室内への雨漏り
↓
建物の劣化、室内のカビ発生など
【ポイントとまとめ】
ドレン詰まりは“防水の問題ではなく管理の問題”でもあります。防水が良くても漏れる、メンテナンス不足で起きるものです。
屋上のドレンは、建物にとって「排水の出口」です。ここが詰まると水が流れなくなり、屋上に水が溜まってしまいます。水が溜まると、防水の劣化が一気に進んだり、普段は問題ない部分から雨漏りすることがあります。
防水工事と合わせて、ドレンの清掃や点検も非常に重要です。
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