パイを奪うビジネスか、パイを生み出すビジネスか
パイを奪うビジネスか、パイを生み出すビジネスか
ビジネスの世界では、よく「競争に勝つ」という言葉が使われます。
しかし私は、仕事を考える時にいつも一つの基準を持っています。
それは、
「その仕事は、既にあるパイを奪い合っているのか。それとも、新しいパイを生み出しているのか。」
という視点です。
もちろん、世の中のビジネスの多くは競争です。
・同業他社より少し安くする。
・少し便利にする。
・少し早く対応する。
・営業力を強くする。
これらはすべて重要ですし、否定するつもりはありません。しかし、既存市場の中だけで勝負をすると、最終的には「取り合い」になりやすい。つまり、誰かが得をすると、誰かが失ういわゆるレッドオーシャン構造です。
例えば価格競争は典型です。
A社が安くすれば、B社の利益が減る。B社がさらに値下げする。原価ギリギリ、もくしは原価を割ってでも仕事を取るために価格競争を行っていく。結果として業界全体が疲弊していく。
これは「パイを奪うビジネス」です。
一方で、本当に強い会社や、長く支持される人たちは、「新しい価値」つまり、“今まで存在しなかった需要”を生み出している。
これが「パイを生み出すビジネス」です。
手前みそではありますが、単なる建物修繕を「資産価値維持」という視点で提案すると、お客さまの考え方が変わります。単なる修理ではなく、「将来の損失回避」や「安心の購入」になる。
また、訪問演奏もそうです。
「演奏サービスを売る」のではなく、「施設の差別化」や「入居者満足度向上」という価値を作れば、それは今まで予算化されていなかった新しい需要になります。
つまり、競争相手から顧客を奪っているわけではない。
新しい意味を与えることで、新しい市場を生み出しているのです。
私は、この“意味を作る力”こそ、これからの時代のビジネスで最も重要だと思っています。
なぜなら、情報だけでは差別化できない時代だからです。
今はインターネットで何でも調べられます。
商品スペックも、価格も、口コミも、比較も全部見える。
そんな時代に、「うちの方が安いです」だけでは、いずれ限界が来ます。
だからこそ必要なのは、
「なぜそれをやるのか」
「そのサービスによって何が変わるのか」
「お客さまの人生や事業にどんな価値を生むのか」
を提示することです。
これは単なるマーケティングではありません。“価値の再定義”です。
例えばエレベーター保守でも、「壊れないように点検します」だけなら、価格競争になります。しかし、「停止事故による信用失墜を防ぐ」
「利用者の安全を守る」
「建物オーナーの責任リスクを軽減する」
「資産価値を維持する」
という視点で伝えると、それは単なる保守契約ではなく、“経営リスク対策”になります。
ここに、新しい価値が生まれます。
私は、ビジネスとは本来、「人の困りごとを解決すること」だけではなく、“人がまだ気付いていない価値を見つけること”だと思っています。
もし奪うだけの構造なら、いずれ消耗戦になる可能性が高い。
けれど、新しい価値を生み出せれば、そこには感謝が生まれ、共感が生まれ、価格競争からも抜け出しやすくなる。
そして何より、仕事そのものが面白くなる。
ビジネスは利益が必要です。
綺麗事だけでは続きません。
しかし同時に、「誰かを幸せにしながら、自分たちも成長する」という循環を作れた時、事業は強くなります。
私は、これからの時代に必要なのは、「奪い合いの発想」ではなく、「価値創造の発想」だと思っています。
どれだけ市場が成熟しても、どれだけ競争が激しくなっても、“新しい意味”を作れる人には、必ずチャンスがある。
【お話うかがいます】お客さまの『ご資産の価値を上げることを』一緒に考えます。
ADEKAT Assistsではお客さまの建物に関する資産価値向上を提案させて頂いております。
「どんなことをしたらいいのか?」「どこから手を付けたらいいのか」などお客さまの中の【モヤモヤ】をどうぞわたくしの方へお聞かせください。
阪神間(大阪府~尼崎市、西宮市、伊丹市、宝塚市、芦屋市、神戸市など)を中心として、エレベーターのリニューアル、メンテナンス・外壁塗装、屋上防水などの建物修繕(一般家庭のリフォーム相談も大歓迎)などについてご不明点があれば、ぜひお気軽にご相談ください。
高齢者福祉施設などへの訪問演奏ご依頼ご相談も承ります。

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