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故障頻発のエレベーターは投資家に買いたたかれる?

故障頻発のエレベーターは投資家に買いたたかれる?資産価値を左右する見えないリスク

マンションやビルの売却を検討している所有者さまにとって、「エレベーターの状態」は想像以上に重要なポイントです。

「多少故障が多くても、動いているのだから問題ない」と考える方もいらっしゃいます。しかし、不動産投資家や収益物件を購入する専門家は、エレベーターの状態を建物の健康状態を示す重要な指標として見ています。

投資家は物件を購入するとき、「今いくら儲かるか」だけではなく、「これからいくらお金がかかるか」を重視します。その代表例がエレベーターです。

例えば、築25年のマンションでエレベーターの停止が頻発していたとします。保守会社の点検報告書には、「制御装置の経年劣化」「ドア装置の摩耗」「部品供給終了予定」といった指摘が並んでいます。

この情報を見た投資家は、「近いうちに更新工事が必要になるだろう」と判断します。

現在、一般的なマンション用エレベーターの更新工事は、規模や仕様によって数百万円から1,000万円以上かかることもあります。当然、その費用は将来の支出として考えられます。その結果、「更新費用が見込まれるので、その分を購入価格から差し引きたい」という価格交渉につながるのです。

つまり、故障頻発のエレベーターは、それだけで物件価格が下がるというより、「将来必要になる修繕費や更新費を織り込まれる」ため、結果的に買いたたかれることがあります。

実際の物件調査では、エレベーターについて次のような項目が確認されます。

・設置年
・メーカー
・保守契約の内容(フルメンテナンスかPOGか)
・故障履歴
・修繕履歴
・部品供給状況(設置年から20年以上経過していると懸念される)
・更新工事の予定
・法定検査の結果(定期検査報告書の確認)

これらを総合的に見て、「あと何年安心して使えるか」「どのくらいの資金を準備する必要があるか」を判断します。逆に言えば、エレベーターの管理状態が良い建物は大きな強みになります。
定期点検が適切に実施され、必要な修繕が計画的に行われている物件は、「管理状態の良い建物」と評価されやすく、投資家に安心感を与えます。
さらに、更新工事を実施したばかりのエレベーターであれば、「今後20年以上は大規模更新の心配が少ない」という評価につながることもあります。

重要なのは、「故障しているかどうか」ではなく、「適切に維持管理されているか」です。

一時的な故障はどのエレベーターにも起こり得ます。しかし、同じ故障を繰り返している、修繕提案を先送りにしている、部品供給停止が近いにもかかわらず何も対策を講じていない――このような状況は、投資家から見れば大きなリスク要因になります。

エレベーターは単なる移動設備ではありません。建物の資産価値を支える重要なインフラです。
だからこそ、日頃から適切なメンテナンスを行い、必要な修繕や更新を計画的に進めることが、入居者の安心だけでなく、将来の売却価格を守ることにもつながるのです。

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ADEKAT Assistsではお客さまの建物に関する資産価値向上を提案させて頂いております。
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阪神間(大阪市~尼崎市、西宮市、伊丹市、宝塚市、芦屋市、神戸市など)を中心として、エレベーターのリニューアル、メンテナンス・外壁塗装、屋上防水などの建物修繕(一般家庭のリフォーム相談も大歓迎)、2026年法律改訂の行政への特定建築物検査報告などの建物全般に関するお手伝いをしております。
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