【先進的窓リノベ補助金】古い住宅ほど効果が高いと聞くのは本当?
建物が古いほど、窓リノベの効果があります
一般的には築年数が古い住宅ほど、窓リノベーションの効果を実感しやすい傾向があります。
その理由は、住宅そのものの性能ではなく、「当時の窓の性能」が現在と比べて大きく異なるからです。
【なぜ古い住宅ほど効果が大きいのか?】
■単板ガラスが使われていることが多い
築20~30年以上の住宅では、1枚ガラスの「単板ガラス」が採用されているケースが少なくありません。単板ガラスは断熱性能が低く、冬は冷気を室内へ伝え、夏は外の熱気を室内へ取り込みやすい特徴があります。
例えば冬の朝、窓に触れると「冷たい」と感じる住宅は、この影響を受けている可能性があります。
内窓を設置したり、複層ガラスへ交換したりすると、窓の断熱性能は大幅に向上し、室温の安定につながります。
■アルミサッシが主流だった
昔の住宅ではアルミサッシが一般的でした。アルミは軽くて丈夫ですが、熱を伝えやすい素材です。
そのため、
・冬は窓枠が冷たくなる
・夏は窓枠が熱くなる
・結露が発生しやすい
という現象が起こります。
現在の高断熱窓では、樹脂サッシ、アルミ樹脂複合サッシなどが主流になっており、熱の伝わり方が大幅に改善されています。
■昔の住宅は断熱基準が低い
日本の省エネ基準は時代とともに強化されています。
1980年以前:断熱性能への意識が低い時代
1980年: 旧省エネ基準
1992年: 新省エネ基準
1999年: 次世代省エネ基準
2025年以降:省エネ基準適合が義務化
つまり、築30年以上の住宅では「そもそも断熱を重視していない設計」の建物も多く、窓を改善するだけでも大きな違いが生まれます。
【実際にどれくらい変わるの?】
例えば築30年の住宅で、
単板ガラス+アルミサッシ
↓
樹脂製内窓+Low-E複層ガラス へ、リフォームした場合、
・冷暖房効率の向上
・窓際の寒さの軽減
・結露の減少
・防音性能の向上 を同時に期待できます。
特に冬場は、室温20℃、窓表面温度10℃前後だったものが、窓表面温度15~18℃程度まで改善するケースもあります。その結果、「暖房をつけているのに寒い」という状態が大きく改善されるのです。
【築浅住宅は効果がないの?】
築10年程度の住宅でも、
・西日が強い
・結露が発生する
・騒音が気になる
・冷暖房費を下げたい
といった悩みがあれば、窓リノベーションの効果を感じることは十分あります。ただし、もともとの窓性能が高いため、築30年以上の住宅ほど劇的な変化にはなりにくい傾向があります。
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