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「もし閉じ込められたら?」エレベーターのインターホンが命を守る

エレベーターのインターホンが命を守る理由

エレベーターの操作盤にある「インターホン」。普段、意識して見たことはありますか。
多くの方は、「非常時に使うもの」という程度の認識かもしれません。しかし、私たちエレベーターメンテナンス技術者にとって、インターホンは単なる連絡手段ではありません。

エレベーターにおけるインターホン(外部通話装置)利用者の安心と安全を支える、大切な保安設備の一つです。

【閉じ込め事故は「ゼロ」ではない】
現在のエレベーターは安全装置が数多く備えられており、重大事故は起こりにくい構造になっています。それでも、停電や機器の故障、地震時の安全停止などにより、エレベーターが途中階で停止することはあります。
そのとき、かごの中にいる利用者と外部をつなぐ唯一の手段がインターホンです。

「大丈夫です。エレベーター保守会社へ連絡しました。」
「救助に向かっているそうなので、そのままお待ちください。」

外からのこの一言があるだけで、利用者の不安は大きく和らぎます。

【一番怖いのは「誰とも連絡が取れないこと」】
閉じ込められた利用者が最も不安に感じるのは、暗いエレベーターのかごの中にいることだけではありません。「自分の存在に誰も気付いていないのではないか。」
この不安です。
だからこそ、インターホンが正常に機能し、すぐに外部と会話できることが非常に重要になります。

特に高齢者や小さなお子様、体調に不安のある方にとっては、声が届くという安心感そのものが、安全対策の一つと言えるでしょう。

【インターホンも点検・検査項目のひとつ】
定期点検では、インターホンの動作確認も重要な点検項目です。

ボタンを押せば確実につながるか。
音声は聞き取りやすいか。
雑音は入っていないか。
バッテリーが経年や放電により劣化していないか
緊急連絡先へ正常に接続されるか。

これらを定期的に確認することで、「いざ」という場面で確実に使える状態を維持しています。

【通信設備も経年劣化する】
インターホン本体だけでなく、配線やバッテリーといった通信設備も時間とともに劣化します。また、通信回線の変更によって、古い設備では正常に接続できなくなるケースもあります。そのため、「普段使わないから大丈夫」ではなく、「普段使わないからこそ、定期的な確認が必要」なのです。

【停電時にも重要な役割】
近年のエレベーターには停電時自動着床装置が設置されているものもありますが、すべてのエレベーターに備わっているわけではありません。
停電時に停止した場合でも、非常用電源によって一定時間インターホンが使用できるよう設計されている機種もあります。そのため、停電時の通信機能も保守点検では重要な確認項目です。

【建物所有者さまにお願いしたいこと】
もし点検報告書で、

・「インターホン不良」
・「音声不良」
・「通信異常」

といった指摘を受けた場合は、「会話が少し聞こえにくいだけ」と軽く考えず、できるだけ早く対応を検討してください。

【お話うかがいます】
お客さまの『ご資産の価値を上げること』を一緒に考えます。

ADEKAT Assistsではお客さまの建物に関する資産価値向上を提案させて頂いております。
「どんなことをしたらいいのか?」「どこから手を付けたらいいのか」などお客さまの中の【モヤモヤ】をどうぞわたくしの方へお聞かせください。

阪神間(大阪市~尼崎市、西宮市、伊丹市、宝塚市、芦屋市、神戸市など)を中心として、エレベーターのリニューアル、メンテナンス・外壁塗装、屋上防水などの建物修繕(一般家庭のリフォーム相談も大歓迎)、2026年法律改訂の行政への特定建築物検査報告などの建物全般に関するお手伝いをしております。
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