雨漏り放置の修繕費はいくらくらいになるか
雨漏り放置の修繕費はいくらくらいになるか、概算してみました。
「外壁塗装、屋上防水しておかないと後々大きな修繕が必要になりますよ」というお話をしました。
「で、実際になんぼくらいかかるねん?」という声も聞こえてきそうでしたので、非常にざっくりとではありますが、あくまでイメージを持っていただきたいという前提でご説明しようと思います。
概算ではあるものの結論から言うと、雨漏り放置の修繕費は「初期の2〜5倍以上」になる可能性が多いと言えます。
【雨漏り放置による修繕費の目安】
1.初期(防水劣化のみ)・・・まだ雨漏りしていない、または軽微な状態
■工事内容
・防水工事(ウレタン・シート)
・軽微な補修
■費用 50万〜200万円程度(小規模〜中規模建物の場合)
2.中期(雨水侵入あり)・・・防水層の下に水が入り始めている状態
■工事内容
・防水全面改修
・下地補修(浮き・膨れ対応)
■費用 150万〜350万円程度
3.進行(雨漏り発生)・・・室内に影響が出ている状態
■工事内容
・防水工事
・躯体補修
・内装補修(天井・クロス)
■費用 200万〜500万円以上
4.重度(長期放置)・・・構造にダメージが出ている状態
■工事内容
・大規模防水
・コンクリート補修(爆裂)
・鉄筋補修
・内装全面改修
■費用 600万〜1000万円以上もあり得る
【なぜここまで差が出るのか?】
理由はシンプルで、「水は見えないところを壊すから」です。具体的には、防水層の下、コンクリート内部、鉄筋を様々な影響で破損させていきます。
水の侵入による劣化の進行具合によって、工事範囲が一気に広がっていきます。雨漏りは「気づいた時にはすでに進行している」ものなのです。
防水は早めにやれば数十万円で済むこともありますが、雨漏りしてからだと内装や構造まで影響して、2倍〜5倍くらい費用がかかることも珍しくありません。防水工事は“費用がかかる工事”ではなくて、費用が増えるのを止める工事です。
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